フリーランスのためのバックオフィスツール・スイート FreelanceOS® が始動 Article Image

フリーランスのためのバックオフィスツール・スイート FreelanceOS® が始動

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フリーランスの皆さんが成功できる環境を整えることは、ソレクティブの重要なミッションの一部です。

私たちが『契ラク® by Sollective』と『請Q®︎ by Sollective』の開発に乗り出したとき、目指したのはフリーランス市場で高まる2つの需要を満たすことでした。1つは、フリーランスを悩ませていた課題の解決。そしてもう1つは、ハイスキルなフリーランスが集う Sollective コミュニティをサポートすることです。

実際にツールをリリースしたあとは、フリーランスの皆さんから時間やコストを大きく節約できたという声が次々に寄せられました。その効果は推定で5,000万円以上にものぼります。

その後はコミュニティやユーザーの皆さんからのフィードバックをもとに、ツールのアップデートやバグ修正、新機能の追加を重ねてきました。

そうした皆さんからのポジティブな声(&愛あるご意見)に向き合うなかで見えてきたことがあります。それは、フリーランスのワークフローやプロセスがものすごく多様だという現実です。たとえば普段使うツール1つとっても、驚くほど基本的なもの(メモ帳)から、ある程度は現代的なもの(Excel)、なかなか複雑なもの(自動化、githubの独創的な使い方)まで多岐にわたります。

なぜツールやプロセスがこんなにもバラバラなのでしょうか?その理由の1つは、従来のビジネスツールはフリーランスのためではなく、大企業のために作られてきたからでしょう。日本と世界では、個人事業主(フリーランス)が使えるビジネスツールに大きなギャップがあるのです。

ソレクティブは、フリーランスの事業運営プロセス全体を管理できるツールを提供することで、こうした市場の不均衡を解決したいと考えました。それが、日本で初めてのフリーランスのためのバックオフィスツール・スイート FreelanceOS® です。

『契ラク® by Sollective』と『請Q® by Sollective』はそのまま!

Freelance OS の登場で、これまでのツールがなくなるわけではありません。むしろ Freelance OS の傘下にこれらフリーランス向けツールが納まるイメージです。各フリーランスのワークフローとスムーズに連携できるツールを提供するという考え方は変わらず、今回の Freelance OS の提供もその方針に沿っています。

FreelanceOS が目指す世界

Freelance OS は、フリーランスが取引先やプロジェクトを一括管理する拠点、いわば「リポジトリ(リソースを蓄積する場所)」となることを目指しています。

フリーランスの事業運営では、契約書、請求書、タイムシート、企画書などの書類や資料が別々の場所で管理されているケースが多々あります。このプロセスを自動化して各書類や資料に含まれるデータを活用すれば、フリーランスの事業運営をもっと効率化し、管理の負担を減らせるはずです。

そこで Sollective の出番です!実際に『請Q®︎ by Sollective』を使ってみると、契約書とのスムーズな連携に驚くでしょう。ユーザーは『契ラク® by Sollective』で作った契約書に基づいて、請求書をすばやく生成できるのです。これらの書類は取引先と安全に共有できるだけでなく、企業のビジネス管理システムやプロセスとの直接連携も可能です。

また今後は、Sollective Auto プロフィール powered by GPT-4 の構築を通して得た AI や LLM(大規模言語モデル)の知見を活用して『FreelanceOS』のデータ自動化を改善していく予定です。

FreelanceOS は、次の点を大事にしています。

こだわり 法律の専門家が監修した『契ラク® by Sollective』は、フリーランスと企業の双方にとって安全かつ公正な契約書となりました。今後はプロジェクト管理や取引先とのやり取りについても、フリーランスの皆さんが信頼できる拠りどころを作っていきます。

手軽 – FreelanceOS は、皆さんがすでに気に入って使っているツールに取って代わるものではありません。むしろ管理ソフトウェアをさらに活用するのに欠かせない要素となることを目指しています。

連携 – スマートなソフトウェアは単体では機能しません。Freelance OS はさまざまなシステムと連携し、皆さんの時間を節約します。

リリーススケジュール

FreelanceOS では、2~3か月ごとに新機能をリリースしていきます。その合間には Sollective 認定フリーランスのコミュニティを巻き込んで、プロダクトの定義を進める予定です。

初期フェーズは3段階あり、それぞれにテーマがあります。

P1 – 基礎 FreelanceOS の基本構造を導入し、既存システムが新たなワンプラットフォームモデルで機能するようアップグレードします。

P2 – 時間とお金 詳細な時間管理ツールと、ビジネス状況をビジュアルで可視化できる機能を提供します。

P3 – 統合 FreelanceOS、『契ラク® by Sollective』、『請Q®︎ by Sollective』、そして公開プロフィールやマッチングシステムがよりスムーズに連携するようにします。

本日は「基礎」をリリース🎉

このなかで本日リリースしたのが、取引先やプロジェクト、そのマイルストンや To-Do を管理できる新機能です!

ユーザーの皆さんは、次の機能を使えるようになりました。

プロジェクトダッシュボード プロジェクトのタイムラインを可視化。1件でも10件でも。

より使いやすくなった取引先管理 『請Q®︎ by Sollective』で導入した取引先管理システムがパワーアップ。取引先とのやり取りや検索がかつてないほど簡単になりました。Sollective で出合った取引先だけでなく、freee などほかのサービス上で管理している取引先も一括管理できるほか、手動でも記録できます。

プロジェクト管理ビュー この画面では、契約書や請求書など文書の表示、作成、アップロードができます。『契ラク® by Sollective』と『請Q®︎ by Sollective』もここから使えるほか、締切や To-Do の管理も可能です。

今すぐベータ版に参加しましょう&フィードバックを募集中

FreelanceOS を使うには FreelanceOS のフェーズ1(基礎)は誰でも使えます。ただし、今回のアップデートは Sollective プラットフォームに多くの大きな変更をもたらすため、ベータ版への参加にはオプトインが必要です。

Sollective ユーザーのうち、フィードバックを共有いただける皆さんはは次の方法でご参加ください。

ベータ版を有効にするには: 1 アカウント設定ページを開く 2 ベータ版オプトインのセクションまで下にスクロール 3 説明を読み、ベータ版へのアクセスを有効化 4 「保存」をクリック

FreelanceOS ダッシュボードを確認するには: 1 トップナビゲーション画面から、Freelance OS セクションに移動 2 「ダッシュボード」をクリック

Sollective 認定フリーランスの皆さんは、Slack コミュニティ内でフィードバックの共有、機能のリクエスト、バグレポートの提出が可能です。

まだプロフィ―ルを提出していないフリーランスの皆さんは、この機会にぜひどうぞ!ハイスキルなフリーランスの仲間たちとやり取りできるようになります。

今回のリリースを皮切りに、FreelanceOS はどんどん進化する予定です。フリーランスの皆さん自身がこれからの構築過程に関われば、フリーランスにとって本当に使いやすいツールとなるでしょう。これからのアップデートをお楽しみに!

※本記事で紹介している『契ラク® by Sollective』と『請Q® by Sollective』はそれぞれ以下のとおり名称を変更しました

『契ラク® by Sollective』『FreelanceOS® 契約書』 『請Q® by Sollective』➡『FreelanceOS® 請求書』

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