【メンバー紹介】コミュニティマネージャー中本卓利 - 新規事業のプロが目指す「コミュニティの在り方」とは Article Image
2022.04.28# Other

【メンバー紹介】コミュニティマネージャー中本卓利 - 新規事業のプロが目指す「コミュニティの在り方」とは

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Sollective では、グローバルで多様なバックグラウンドを持つメンバー主導でフリーランス&副業ワーカーと企業の双方にとって役立つプラットフォームを提供しています。そんな私たちのことをもっと知ってもらうため、note で各メンバーの経歴や想い、取り組みについてお伝えしていきます。

今回紹介するのは、Sollective のコミュニティマネージャーとして、2022年3月にジョインしたばかりの中本卓利(以下 Takuto )です。

Takuto の「Sollective プロフィール」を公開

まずは Takuto の Sollective プロフィールに沿って紹介していきたいと思います。

この画像は Sollective プロフィールページのメインビジュアルをそのまま公開していますが、メインビジュアルの情報に加えて、スキルや職歴などを確認することができます。

▶︎TOP SKILLS Takuto のトップスキル(最も得意とするスキル)から紹介していきます。

①コミュニティ管理 ②コミュニティ開発 ③新規事業開発

和歌山県有田市出身の Takuto は、家庭が代々ミカン農家であったことから、畑の中で遊んで育ったといいます。

フリーランスとして全国を回る Takuto の仕事は、事業承継予定者向けの事業転換講座を開催したり、スタートアップを志す人へ顧客開発伴走やコミュニティを届けること。

この道を歩もうと思って生きてきたわけではなく、 Takuto 自身の興味関心や、他の人からの声掛けから始まった仕事をしてきた結果この生き方に辿り着いたのだそうです。

▶︎学歴・経歴

・2010年 神戸大学卒業 ・2013年 StartupWeekend に参画 世界で最も数多くファシリテーターを手掛け、全国各地でスタートアップ実践イベント、及びスタートアップのコミュニティ創出に従事。 ・2018年 インキュベーション施設の立ち上げに参画 起業を志す人々に、コワーキングスペースやアイデア検証の伴走を提供。 ・2020年 ベンチャー型事業承継に参画 家業の経営資源を活かして新たなビジネスに挑戦する家業後継者向けの事業転換・事業開発講座や伴走支援を務める。 ・2021年 フリーランスとして独立 ・2022年 Sollective にフリーランスのメンバーとして参加

大学卒業後は、世界中で7000回以上開かれ50万人以上が参加しているスタートアップ実践イベントである StartupWeekend に参画。Takuto は、その中でも世界で最も数多くファシリテーターを手掛けてきたのだとか。

それ以降もスタートアップや起業といったキーワードを軸に、コミュニティ創出やアイデアに対してエンジニアリングからデザイン開発まで一貫して提供するなど、事業開発のプロフェッショナルとしてキャリアを積み上げてきました。

そんな彼のキャリアの転換点となったのは、2018年からインキュベーション施設のディレクターを務めることになったこと。これまでサイドプロジェクトで取り組んできた活動がキャリアの主軸になっていきました。

フリーランスとして独立後も、コミュニティや事業開発として様々な企業を支援し、今回 Sollective のフリーランス向けコミュニティのマネージャーとして参加することとなりました。

Takuto’s interview | Sollective コミュニティが自走するための火付け役に

ここからは、 Sollective のプロフィールには載っていない Takuto のバックグラウンドや、 Sollective のチームメンバーとしての想いなどについてもっと深く掘り下げていきます。

—— フリーランスとしてキャリアをスタートする前はどのような働き方をしていましたか?

もともと正社員として働いていて、副業という形で自分の仕事を始めました。アイデアをカタチにする手助けができたらと、全国を回って講義やワークショップなどをしていると、「中本さんならこんなサポートもしてくれるのでは」と様々な相談が届き始めたんです。

たとえば、「クラウドファンディングを成功させたいのでアドバイスをしてほしい」という依頼などもいただきました。そうして少しずつ、自分個人に対して依頼をいただくことが多くなったんです。

—— なるほど。そこでフリーランスという働き方を考え始めたのですね。フリーランスを選んだ理由はありますか?

やはり、自分自身への依頼が増えたことが大きな理由です。

そのほかにも、行動の自由度を確保したいという気持ちがありました。正社員+副業時代は有休を駆使して全国を駆け回っていたのですが(笑)、そういった働き方には限界がありました。

個人へ依頼をしてくださるクライアントの期待に応えながら、同時に家族との時間も大切にするためには、フリーランスという道がベストでした。

—— 働くうえで大切にしていることは?

まず第一に、フラットであることです。誰に対しても笑顔で平等に接することを心がけています。

そして、スピードを出すこと。誰よりも早く返事や行動を届けることを大事にしています。

—— たしかに、今回の記事のためにやりとりした時、返信がとても早い!と思いました。

あともうひとつ、手足を動かすことも自分の働き方のポリシーとして欠かせません。

自分が大切にしている言葉に「No Talk, All action」というものがあります。本当に自分たちが手掛けるべきこと、生み出すべきことは、机の上で語るだけでなく、建物の外に飛び出して人と出会い、語り合い、実際に試作したものを届けることで見えてくると思っています。

自分は、物事を変えるものは言葉ではなく行動だと信じています。だからこそ Sollective では、コミュニティをより良い場とするために、様々な業界業種のフリーランスのみなさまと出会い語り合うことを大切にしていきたいですね。

—— 言葉ではなく行動、とても身にしみます。Sollective でも担当するコミュニティマネージャーという仕事を通して、実現したいことは?

実現したい理想の未来は「自走する(self-driven)コミュニティ」です。

もっと極端に言ってしまうとコミュニティマネージャーとしての自分の存在が不要な世界ですね(笑)。

—— コミュニティマネージャーとしての自分の存在が不要な世界……? 一体それはどういうことなのか、詳しく教えてください。

たとえば、仮に自分のようなコミュニティマネージャーが交流や学びの機会を届け続けると、参加している方々が受け身になってしまい、コミュニティとしての価値があがっていきません。

ですが、もしコミュニティ内にいるメンバーが自ら手を挙げ、メンバー自身が集う場や気付きを届け合う場を作ることができたら、きっとコミュニティの価値は広がり続けると思います。

火付け役(運営側)の器を超え、コミュニティが加速度的に成長する姿が自分の目指す到達点です。

「そんな取り組みが始まってたの?すごい!事前に相談してくれても良かったのに(笑)」なんて言葉を口にできた日には、自分の旅立ちの日ですね。

これまでの経験からも、辿り着く姿はいつも“自走”だったので、 Sollective においても“自走するコミュニティ”づくりを目指したいなと思います。

—— 理想の姿がすでに見えているのは、コミュニティづくりに精通しているからこそだな、と感じます。 それでは Takuto が考える、Sollective のコミュニティの目的は?

“昨日とは違う明日”を届けることです。

フリーランスとして一人で仕事を続けていると、もしかしたら同じ仕事や領域、同じ生活の枠の中に留まってしまう……ということがあるかもしれません。

けれども、 Sollective のコミュニティを通して新しい出会いがあったり、そこから気付きや学びを得ることで、ひとりでは成し得なかったことができたり、可能性を押し広げることができるのではないでしょうか。

そうして、繰り返してしまいがちな毎日から抜け出していくことこそ、コミュニティの目的であり価値だと信じています。

—— これから先、どのように働いていきたいですか?

自分がいままで手掛けてきた仕事は、ご縁のあった方々から「中本さんだったらこれができるんじゃないかな?」「こんなお仕事があるので力を貸してほしい」とお声掛けいただいたものばかりでした。

そんな風にお声掛けをいただくことができているのは、毎週末のように全国を回ってアイデアを形にする支援をしたり、コミュニティを届け続けてきたからこそだと感じています。

だからこそ、これからの人生もまず自分から相手に働きかけたり、何らかの価値を提供できればと思っています。

相手に求められる前にまず自分が行動を起こし、見返りや期待を求めない生き方をしていきたいと思います。

—— 見返りや期待を求めない生き方……深いですね。人生観にも繋がりそうです。

自分の揺るぎない信念に、“恩返し”があります。たとえば、今回インタビューを受けることで、自分自身の人生を振り返ることができ、結果として気付きや学びを得ています。

なので、次は何か“恩返し”をしたい、という気持ちになります。

似た言葉に“恩送り”というものがあります。他の人から見ると、自分の働き方は恩送りに見えるかもしれません。

でも、それは違って。人生の中で出会うすべての人から貰い続けていると考えているんです。だからこそ、仕事を通じて周りの方へ恩返しを続けていきたいと心から思っています。

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