【メンバー紹介】共同創業者兼 CPO Allen Wong – アメリカで生まれ育ち、日本で起業するに至った経緯とは?
Sollective では、グローバルで多様なバックグラウンドを持つメンバー主導でフリーランスと企業の双方にとって役立つプラットフォームを提供しています。そんな私たちのことをもっと知ってもらうため、note で各メンバーの経歴や想い、取り組みについてお伝えしていきます。
今回は、Sollective の Co-Founder であり Chief Product Officer としてプロダクト開発にも携わっているアメリカ生まれの経験豊富なプロダクトデザイナー、Allen Wong に話をしてもらいました。
Allen の「Sollective プロフィール」を公開
▶TOP SKILLS
まずは Allen のトップスキル(最も得意とするスキル)から紹介していきます。
Allen は11歳の頃に初めて自分でコンピューターを作るなど、幼い頃からテクノロジーに興味を持っていました。同時に「自分は根っからのデザイナー気質」だとも語ります。テクノロジーとデザイン、この2つのバランス感覚が、彼が文化の違うさまざまな国で活躍することができた理由のひとつなのかもしれません。
また彼は、自身のスキルについて「問題解決のために常に仕事を効率化することを重視してきました。ビジネス戦略、データ分析、フロントエンド開発、キャンペーン管理など、多岐にわたるスキルを身につけなければいけない環境に自分自身を置くことで成長してきました。」と語ります。
▶職歴 デザイナー兼プロダクト開発者でありながら、コンサルタントや組織における課題解決のプロフェッショナルでもある Allen。アメリカ、ドイツ、日本などさまざまな国で新規ビジネスの立ち上げにも従事してきたキャリアを持っています。
▶学歴
Allen’s interview | 変化を恐れず、仕事を通して世の中に価値をもたらす
ここからは、Sollective のプロフィールには載っていない Allen のバックグラウンドや、デザイナーでありながらも日本の「仕事の未来」に大きな可能性を感じている彼の姿に迫っていきたいと思います。
—— アメリカのニューヨークから日本の東京まで、さまざまな都市で暮らした経験があるんですね?
21歳で大学を卒業するまで、ニューヨークで生まれ育ちました。ただ、もっと視野を広げたい、時間通りに来ない上に猛烈な下水の匂いが充満したニューヨークの地下鉄のストレスから逃れたいという思いで、卒業後すぐにサンフランシスコに引っ越し、デザイナーとしてのキャリアをスタートさせました。その後、仕事の都合でドイツに移住、そして憧れであった日本に引っ越してきました。日本に住み始めて、今年で3年になります。
—— どうしてニューヨークの School of Visual Arts でデザインを学ぼうと思ったのでしょうか?
同校がよりデジタルに重点を置いたカリキュラムに注力していたからです。実はもともと IT 系の学校に合格していたものの、直前になって進路変更しました。
—— なぜ IT 系からデザイン系に進路変更を?
オフィスで壊れたサーバーやパソコンを修理している自分の姿を…どうしても想像できなかったからです(笑)。ですが、結果としてとてもいい選択をしたと思っています。
1990年代、まだ電話回線でネット接続をしていた時代からインターネットで遊び、初めて自分で作ったコンピュータは Athlon XP プロセッサ、幼い頃の夢はネットワークセキュリティを管理する人だった私にとって、School of Visual Arts の授業内容はとても魅力的なものでした。
まだ UX やアプリといった概念すらメジャーでなかった当時、テクノロジーとデザインの融合、インターネットによる新しい時代の到来にフォーカスした最先端の授業を受けられたのは大きなメリットでした。実際、デザインはもちろん、現代の UX デザインにも生かせるような思考のスタイルについても学ぶことができました。昔から物事を動かす仕組みやテクノロジー、新しいものを作り出すことに興味があったので、この選択は自分のキャリアにとって正しいものであったと確信しています。
ちなみに留学経験はありませんが、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本と3つの異なる文化園で働いてきた中で、多くのことを学びました。学校以外の場所で学びを得ることもまた、重要なのではないでしょうか。お金を払わなくても、さまざまな場所であらゆる人と仕事をすることで、成長の機会が生まれると思っています。
—— 働くうえで大切にしていることは?
私自身、これまで多くの日本企業、チームとともに仕事をしてきましたが、その中でも「優秀な人材を活かすことができない」「チームの力を最大限に発揮するための環境づくりが難しい」など、機会損失をしてしまう場面をたくさん見てきました。同時に、海外で働いていた頃、さまざまなスキルや視点を持ったフリーランスをはじめとする優秀な人々に助けられたことを思い出すのです。
私が育ったニューヨークは多様性あふれる街です。あらゆる文化、人種とともにキャリアを歩んできた自分にとって、多様性を形成する個人個人がそれぞれの仕事を意味あるものにすることが重要だと考えています。単一民族である日本と海外の国では背景が異なることもたくさんありますが、ビジネスにおける新たな機会やイノベーションを生み出すためには、多くの異なる意見や視点を持つ一人ひとりが意義のある仕事をすることが大切だと思っています。
—— Sollective での取り組みを通して、実現したいことは?
「すべての仕事を意味のあるものにする」、これこそが私が心掛けており、実現したいことです。昔からテクノロジーの力で生活をより豊かなものにする、効率化するということに関心がありましたが、これは仕事においても非常に重要な観点であると考えています。
人生の大半を仕事に費やす以上、自分の仕事には意味がある、世の中に価値をもたらしていると思いたいですよね。個々のスキルやバックグラウンドを尊重し合える、柔軟な働き方が社会に根付けば、日々にただただ忙殺されることなく、実りある働き方が可能になります。
だからこそ、Sollective ではフリーランスという働き方が、働く個人や企業、社会に大きなインパクトを与えうると考えています。1日が24時間しかない中で、仕事に充てる時間を効率化し、最大限の価値を生み出す。Sollective の Co-Founder として、プロダクト開発に従事する者として、プラットフォームを通して日本の働き方をよりよいものにすることに貢献したいです。
—— 大切にしている言葉を教えてください。
“The only constant in life is change”, 日本語にすると「変化こそ唯一の不変である」という意味で、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの言葉として知られています。彼は「世界は永遠に変化の中にある」と言い続けていたそうです。
世の中には、変化を恐れている人がたくさんいるように感じます。たとえば、ポテトチップスの好きな味が生産中止になるだけで悲しんだり、恐れや怒りを感じたりする人もいれば、Instagram の「いいね」が表示されなくなっただけで何千人もの人が「史上最悪の事態だ」とツイートしたりします。
数年前までは、ほとんどの企業において「リモートワークは絶対にできない」という意見が主流でした。しかし今では、メンバー同士が離れた場所で働くことは多くの企業にとって必要不可欠なものとなり、世界中の人々がそのような変化に適応しています。
Sollective は「The Future of Work」、つまり、働き方の未来を作る担い手のうちの一つに過ぎませんが、それ以上に「社会の一員として、いかにして日本の未来を皆さんと一緒に作っていくか」をコアバリューにビジネスを展開しています。
変化を恐れていては、イノベーションを生み出すことはできません。世界中が大きな変化の中にあるからこそ、私は Sollective の Co-Founder として、一人ひとりが仕事を通して世の中に価値を生み出すことのできる場所を作っていきたいと考えています。
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Sollective は、「トップフリーランスの力でビジネスの可能性を広げる」をモットーに、やりがいと能力に見合った仕事を求める優秀なフリーランス・副業ワーカーと、多様化するビジネスの即戦力となるエキスパートを探している企業を直接つなぐプラットフォームです。もし、すこしでも興味を持っていただけたら、ぜひ登録いただけると嬉しいです。
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