【事例紹介】質とスピードが両立するデザイナー採用は、フリーランスだからこそ実現する
フリーランスプラットフォーム Sollective (ソレクティブ)は、企業のビジネスをより加速させる環境を提供するため、様々な職種のフリーランス・副業ワーカーの方に登録いただいています。
その特徴は「完全審査制」により、優秀な人材のみが集まっているということ。経験豊富なフリーランス・副業ワーカーは新規のプロジェクトでも立ち上がりが早く、素早く質の高いパフォーマンスを発揮してくれます。
そんな Sollective を活用してデザイナーを採用したのが、株式会社ハグカムの代表取締役 CEO 道村弥生さん。ハグカムが Sollectiveでデザイナー募集を開始したのは、新サービスのローンチまで約4ヶ月しかない状況でした。
一体どのようにして、質とスピードを両立し無事サービスを公開できたのか、お話を伺っていきます。
新サービスの緊急立ち上げで、デザイナー探し
ダンススクール「カラダンス!」
── まずはハグカムの事業内容について聞かせてください。
3歳から12歳の子どもを対象に、「GLOBAL CROWN」というオンライン英会話スクールを提供しています。そこで培ったノウハウをもとに、子どもが夢中になってレッスンに取り組める「夢中メソッド(R)」を開発しました。
子どもが興味・関心のあるものをオンラインで届けることで、好奇心を育成したいと思っています。英会話にとどまらず、幅広いジャンルの展開を目指したオンラインスクール事業です。
── 最近、新しいスクールプログラムが増えたそうですね。
エイベックス・マネジメントと業務提携して、「カラダンス!」 というオンラインダンススクールの提供を始めました。創業当初からの目標だったジャンル展開にようやくたどり着いた、思い入れのあるプロジェクトになります。
── なぜ今回は Sollective で、募集をかけようと思ったのでしょうか。
その念願のプロジェクトをいよいよ開発するというときに、デザインをお願いする予定だったデザイナーが他のプロジェクトと重なって稼働できないということが分かって。
一方で、新学期の習い事シーズンに向けて、4月には カラダンス! のアプリを公開したいと考えていました。デザイナーを探していたのが11月末だったので、公開まで約4ヶ月間しかない上に、開発担当も「UIデザインが決まらないと動けない」と困っていました。
急ピッチで依頼先を探していた中で、 Sollective でも募集をしてみようということになりました。。
── 実際に利用してみていかがでしたか?
採用が決まるまで、とても早かったです!具体的には2021年11月29日にアカウントを作って、11月30日に担当者とオンラインで面談、12月1日に募集文面の下書きができて、当日の夕方には募集を開始しました。2日にはフリーランスの方とやりとりを始めて、13日には依頼する方が決まっています。
募集を開始してからフリーランスの方と契約するまで12日間です。最速で進行できたと思います。本当に助かりました。
── そう言っていただけてよかったです!
今回、 Sollective の担当者の方がオンラインでヒアリングし、募集文面の作成からサポートしてくれたので案件募集まで早かったです。新しい媒体を使う時はどういう文章を書けばいいか全然わからないじゃないですか。自分たちでゼロから書くよりも媒体の方に助けてもらい、採用したい相手に伝わりやすい文面にする方が絶対にいいと思っています。
── 実際の募集テキストが、こちらですね。
── 求める人物像は「『子ども』向け教育事業に興味がある方」とのことですが、見つかりましたか?
はい。子ども向けのアプリの実績がある方だったので、大丈夫だろうと安心してお願いできました。面談のときに提出してもらったポートフォリオがすごくしっかりしていて、過去の実績が分かりやすかったです。
今回ご一緒したのは独立して20年の方で、広告系のクライアントワークやウェブ、アプリ、LP(ランディングページ)、リアルな展示まで経験されていました。独立当時は広告関係の案件が多い時代。広告代理店からのタイトなスケジュールなど、すべて乗り越えてきて独立していると想像できたので、今回のプロジェクトもきっとやりきってくれるだろうという実績からの信頼感がありました。
優秀な人ほどフリーランスになっている可能性がある
── 実際にフリーランスの方と仕事をした感想はいかがですか?
経験が豊富だからか案件の汲み取りが早くて、大まかなこちらの要望に対しても提案してもらえました。数年越しの待望のプロジェクトですし、業務提携先が大企業なので中途半端なデザインを出すわけにはいかず……でもスケジュールも守りたい。クオリティと納期、両方を達成する必要がありました。
最後までやりきっていただいて、ロゴやブランドイメージも含めてすごく気に入っています。
実際に制作したアプリの画面イメージ
── それは嬉しいです。フリーランスを活用したことがない企業の方は、外部の人が入ってきてスムーズにプロジェクトが立ち上がるのかと不安に思われることも多いので。
責任を持ってプロジェクトを進めてくれました。コミュニケーションも円滑で、スムーズに進みました。
今回お願いしたフリーランスの方は、本人の他にパートナーのデザイナーがいました。チームを組んで、業務を割り振って遂行していていい体制だと思います。チームを組んでいるフリーランスの方に出会えたのはすごく貴重な経験でした。
また、今回は新規事業だったので、新たに社員を採用して固定費を上げるよりは必要な業務を柔軟に依頼できることが状況に合っていました。エンジニアは業務委託とか単発で依頼するという企業はよく聞きますけど、デザイナーはあまり出会わないんです。
優秀な方ほどフリーランスになっている可能性がありますよね。フリーランスをもっと活用して、優秀な方に短期でもプロジェクトに入ってもらえる方が最終的なクオリティが変わってくると思います。
スタートアップこそフリーランスを上手に活用すべき
── プロジェクト終了後、ご一緒したフリーランスの方と仕事での関わりはありますか?
プロジェクトのときはアプリ開発を優先していたので、後日LPのデザインを一部アップデートして、内容をより充実したものにしてもらいました。案件募集のときから長期的なお付き合いをしたいと思っていて、この一度限りのつもりはなかったです。
外部のパートナーと一緒に仕事をするときには、お互いにとっていい成果を残して、その後も何かあったときに相談できる関係性を作っておくことを常に意識しています。
── フリーランスとしても、信頼して気軽に相談してもらえるのはありがたいと思います。今回の仕事がいいご縁になって、その後も長くご一緒していただけたら私たちとしても嬉しいです。
スタートアップは、柔軟に依頼できる人材をどう確保するかが重要です。どうしても開発などの優先度が上がってしまうので、正直、デザイナーを一人月抱え続けるのは難しい部分があります。
もちろん社員を採用して、チームを作っていきたいという意思はあります。けれども、まだ世の中にない、新しい事業にチャレンジするのがスタートアップじゃないですか。出資してもらっているので、投資に対する実績が見合わない状態でコストを増やし続けるのは得策ではありません。何かあったときに責任が取れなくなってしまう。
しっかりと事業の大きさや実績に見合った人材を採用していくべきだし、そのためにはフリーランスを上手に活用すべきだと思っています。
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Sollective は、「トップフリーランスの力でビジネスの可能性を広げる」をモットーに、やりがいと能力に見合った仕事を求める優秀なフリーランス・副業ワーカーと、多様化するビジネスの即戦力となるエキスパートを探している企業を直接つなぎ、よりよいビジネスをサポートするプラットフォームです。もし、すこしでも興味を持っていただけたら、ぜひ登録いただけると嬉しいです。
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