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2021.08.27  – Updated 2021.08.27# Other

【メンバー紹介】CEO 岩井エリカ -9歳から海外で学び、働いてきた代表の素顔

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Sollective では、グローバルで多様なバックグラウンドを持つメンバー主導でフリーランスと企業の双方にとって役立つプラットフォームを提供しています。私たちはフリーランスがよりスケールの大きな仕事に携わることで、社会にひとつでも多くのイノベーションを起こすとともに、よりよい働き方を実現していきたいと考えています。でも

「Sollective ってどんなプラットフォーム?」「どんな人が運営しているの?」「よくあるフリーランス向けの求人サイトと何が違うの?」

そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、私たちのことをもっと皆さまに知ってもらうために、これから note で各メンバーの経歴や想い、取り組みについてお伝えしていきます。第1回となる今回は、9歳の時にたったひとりでイギリスに留学し(!)、以来さまざまな国で学び、働いてきた CEO 岩井エリカ の自己紹介をお送りします!

自らの意思で幼い頃からグローバルな環境に身を置いてきた彼女が、どのような道のりを経て Sollective を立ち上げたいと思ったのか、Erika が考えるチーム作りや働き方とはどのようなものなのか、話をしてもらいました。

Erika の「Sollective プロフィール」を公開

まずは Erika の Sollective プロフィールに沿って彼女を紹介していきたいと思います。

また、この画像も Sollective プロフィールページのメインビジュアルとなっています。メインビジュアルの情報に加えて、スキルや職歴を Sollective で公開中です。

▶TOP SKILLS

まずは Erika のトップスキル(最も得意とするスキル)から紹介していきます。

①人事戦略 ②組織開発 ③タレントマネジメント ④採用 ⑤人事データ分析

Erika は採用活動から人事戦略まで、HR にまつわる業務全般を得意としています。

彼女は人事の仕事について「日本で HR というと、採用や労務を行う人というイメージがあるかもしれませんが、HR の仕事は非常に多岐にわたります。私は、人事とは社員やチームメンバーの困りごとを解決するジェネラリストであり、より効果的な組織を作るスペシャリストであると考えています。人材やチーム作りに携わるうえで、このふたつの視点は欠かせません。」と語ります。

▶職歴

次に彼女が Sollective を立ち上げるまでのキャリアを紹介していきます。

・2009年 イギリス、ロンドンの Imperial College London 工学部修士を卒業 ・2010年 日本に帰国、新卒で住友電気工業に入社し切削工具用のコーティング開発研究を担当 次世代コーティングの研究開発および、新規技術による特許の複数獲得に貢献。 ・2012年 アメリカの UCLA Anderson School of Management (MBA)に留学 研究職から人材のプロへとキャリアチェンジするべく、組織経営を専攻。 ・2013年 MBA 取得の傍ら、アメリカで最も歴史あるおもちゃ会社 Mattel Inc. にて MBA インターンを経験 3ヶ月間のフルタイムインターンシップを通して、本社リクルーティングの効率化プロジェクトを担当し、年間数千万円のコスト削減を実現するソリューションを提案(正社員入社後、実際にソリューションを実行)。 ・2013年 Farmer Brothers Co. MBA コンサルティング 3ヶ月間のコンサルティング期間に、顧客の離職率を調査し、業界の変化や競争に対応してビジネスを改善する方法を提案。 ・2014年 MBA取得・卒業・2014年 インターン修了後 Mattel Inc. にて正社員登用 人事の中核を担うセンターオブエクセレンス(Center of Excellence) として採用、タレントマネジメントを経験。また、経営視点に立って人事戦略を立案、実行する HR Business Partner (HRBP) に就任。 ・2016年 ベンチャー企業である Riot Games Inc. に転職 コーポレート部門初となる HRビジネスパートナーとして、多くの人事プロセスやプログラムの作成、導入をゼロベースで実現。 ・2018年 日本に帰国し、世界最大の広告代理店 WPP グループの Geometry Ogilvy 日本支部にて、人材マネジメント統括に従事 採用チームの設立、従業員のパフォーマンス管理システムの導入、実行を通じたビジネスの改善を担当。 ・2019年 フリーランスの人事コンサルタントとして独立。再生エネルギー企業やベンチャー支援などに従事 CEO など意思決定層の退任に伴う組織コンサルティングおよび社員のエンゲージメント向上コンサルティング、ゼロベースでの人事プロセスの立ち上げ、採用支援などに従事。 ・2020年1月 株式会社ソレクティブ(Sollective) を設立 フリーランスとして働きながら、自社サービスの準備を開始。2020年10月に Sollective をローンチ。

Erika’s interview | 日本の働き方に変革を起こすために実現したいこと

ここからは、Sollective のプロフィールには載っていない彼女のバックグラウンドや、フリーランスの人事として働きながら会社を立ち上げるバイタリティを持った彼女の素顔に迫っていきます。

―― 日本で生まれ、イギリスで育ったのは、ご両親の転勤などの影響ですか?

いえ、自分の意思で9歳のときにひとりでイギリスへ留学しました。「英語が話せるようになりたい!」という想いが、イギリスで勉強をすることにつながりました。昔から好奇心旺盛で、一度決めたことは実現してみせる!と思うタイプでした。以来、イギリス、アメリカなどさまざまな国で生活してきました。

―― 学歴、留学経験について教えてください。

9歳でイギリスに留学後、そのまま現地で大学まで進学しました。卒業後、日本で就職した後にアメリカで MBA を取得しています。

・2009年 イギリス、ロンドンの Imperial College にて、Materials Science & Engineering を専攻 世界最高峰の理系工学大学である Imperial College にて4年間で修士を取得。 ・Imperial College 在学中の2008年には、アメリカ、サンタバーバラにある University of California, Santa Barbara にて研究に参加 青色の LED を開発したノーベル賞受賞の中村修二さんに憧れ、サンタバーバラにて3ヵ月間ほど有機 LED の研究に参加。 ・2014年 アメリカ、ロサンゼルスの UCLA Anderson School of Management にて MBA を取得 多様なバックグラウンドを持った仲間たちとマネジメント、組織作りを学び、組織におけるダイバーシティの重要性を再認識。

―― 働くうえで大切にしていることは?

私が大切にしているのは

1失敗を恐れない 2常に自分よりもスマートで、自分にないものを持っている人を巻き込む 3自ら発信する

ということです。会社員として、フリーランスとして、そして CEO として数々の失敗をしてきました。しかし、失敗は学びと成長のチャンスです。リスクを取ることを恐れていては、イノベーションは生まれません。リスクを恐れずに挑戦するマインドに、多様な視点、知見が合わさってはじめてよいチーム、アイデアは生まれます。メンバーそれぞれのよさを最大限発揮できる環境を作ることは CEO の使命だと思っています。

また、私自身もともとシャイな方なのですが、会社を設立してからは「発信することの重要性」を実感しています。工学部出身の私には、マーケティングや営業の知見はありませんし、当たり前ですが1日は24時間しかありません。目的を達成したいと思うあまり、24時間365日働いて燃え尽きるような気持ちになってしまうこともありましたが、そんな時こそ自分にないスキルを持っているメンバーを活かすべきだと感じています。

今後 CEO としてビジネスの舵を取り、より拡大していくためには、雇用形態で人を判断したり、メンバーを単にいち労働者として扱ったりするのではなく、個々のスキルを認識してその可能性を最大限に引き出す環境作りが大切だと考えています。そして、失敗から得た経験を次に生かし、メンバーのスキルや特性を十分に理解したうえで彼らから学ぶ姿勢を忘れないようにしたいです。

―― Sollective での取り組みを通して、実現したいことは?

私はこれまでの経験から、効果的なチームには、多様性とメンバーが活躍できる土台作りが欠かせないと感じています。自分にない視点、経験を持ったメンバーと一緒に、世の中に一つでも多くのイノベーションを生み出せるような効果的なチームを増やすこと、そしてスキルを持ったフリーランスがより活躍できる機会を作り、日本の働き方をよりよいものにしていくことが今の目標です。

―― 大切にしている言葉を教えてください。

9歳からさまざまな土地で生活してきて思うのは、「結局、どこにいても人は同じ」ということです。これは決して、人は変わることができないと言っているわけではありません。異なる国、環境で生活基盤を作ることは本当に大変なことです。それでも、人は世界中どこにいても、自分をサポートし、気にかけてくれる仲間やコミュニティを見つけることができると思っています。

同時に、これは仕事にも通じるものがあると感じます。ビジネスにおける目標を達成するには根気と努力と運が欠かせない半面、Sollective のミッションは私一人だけでは実現できません。

「世の中を良くするために、人々の役に立つものを作りなさい」- これは私の母が常に言っている言葉です。働き方や人とのつながりが大きく変化する今、Sollective を通してその言葉を実現するための大きな一歩を踏み出すことができました。

私は、Sollective の CEO として、自分の道を切り開くフリーランスと、社会に変革を起こす企業を全力でサポートし、日本の働き方をよりよいものにしていきたいと思っています。

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