企業のための「Sollective の使い方」。フリーランス採用までのステップと考え方
Sollective(ソレクティブ)は、企業が柔軟でスピード感のある採用を実現するための手助けとなるプラットフォームとして、優秀なフリーランスと出会える場を提供しています。
また、刻々と変化するビシネスシーンに対応するためには、よりフレキシブルな組織づくりが可能な、ジョブ型雇用の考え方をもとに人材戦略をとることが必要不可欠だと考えています。
今回は、Sollective を通してフリーランスのみなさんの可能性を最大化していただくために、私たちがプラットフォームの機能として大切にしていることや、その機能の活用方法をご紹介します。
世界のトレンドは「柔軟なジョブ型雇用で、フリーランスの力を最大限活かす」
新型コロナウイルスの流行の影響で、よりフレキシブルな働き方が進んでいっています。また、今まで以上に早く大きく変わってゆくビジネスシーンに対応するには、社内に人材を抱えすぎる終身雇用型はリスクであると捉える経営者も増えているのではないでしょうか。
そして、終身雇用と対になる考え方としてよく話題にあがる「ジョブ型雇用」は、雇用人数を増やしすぎることなく、必要なタイミングに適切な人へ仕事を依頼することができる雇用形態です。よりその人のスキルを重視するのが特徴です。
また、この雇用形態とフリーランスの相性は、実はとてもいいのです。ジョブ型雇用の人材戦略を取るのであれば、優秀なフリーランスの力を借りずにはその効果を最大限に発揮することは難しいと言ってもいいかもしれません。
一方で世界を見てみると、あらゆる国でフリーランスブームが起きています。ライフワークバランスを大切にし、自身の暮らしの主導権をしっかりと持っていきたいと考える人々が、自らの意思でフリーランスという働き方を選択しているのです。
ジョブ型雇用が一般的である欧米の企業は「社員を抱えすぎるリスク」を乗り越えるべく、今まで以上にフリーランスの力を積極的に借りながら、ビジネスを推し進めていくスタイルに切り替えていっています。
世界の企業は、増えつづけるフリーランスとよい関係を結びながら、より効率的かつ柔軟な働き方を実現していっています。この流れに逆行してビジネスを成功に導くのは、この先どんどん難しくなっていくのではないでしょうか。
目指すのは、高品質でスピード感ある「出会いの場」の提供
ジョブ型雇用の組織づくりをしたい、そしてフリーランスと働きたいと考える企業が増える中で、Sollective のサービスはジョブ型雇用の考え方をもとに設計されています。
この雇用形態は、終身雇用のように社内で抱えている人材リソースをベースに「人に仕事を合わせる」考え方ではなく、現在発生している仕事に必要なスキルを棚卸しした上で「仕事に人を合わせる」考え方です。
ジョブ型雇用で人材を探すときのステップは以下になります。
このステップの②の段階で社内に理想の人材がいないとき、新しく社員を採用していては、プロジェクトのスタートまで時間やコストがかかりすぎてしまう場合があります。
たとえば、新商品のキャンペーン広告を展開したいときに、社内にリソースのある最適なクリエイティブディレクターがいないからといって、そこから新しく人材採用の検討を始めていてはビジネスチャンスを逃してしまいます。
そんな時、優秀なフリーランスとつながり、スピーディーなコミュニケーションを通してプロジェクトに参加するメンバーの検討を進めることができる「出会いの場」を提供することを私たちは目指しています。
どのような考え方、進め方で新規プロジェクトを組み立てていくのか、こちらの記事で具体例とあわせて紹介しているので、ぜひ参照してみてください。
また Sollective では、サービス登録時にフリーランスの実績などを確認する「完全審査制」を導入しています。審査は人事やフリーランスでの経験が豊富なメンバーが行うことで、質の高いコミュニティを維持しています。これにより、企業とフリーランスの出会いの質も高まり、結果的に採用工数の削減にも繋がっています。
サービスを導入いただいた企業様には、サポートチームがジョブ型におけるプロジェクトの考え方、プラットフォームの活用方法から即戦力のフリーランスと出会い、採用につながるまで伴走せていただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
大事だったのは、フリーランスと「つながる」というコンセプト
ジョブ型雇用の考え方において、前述の「ジョブ型雇用・人材採用までの3ステップ」のうち、②の段階で多くの候補者と会い、プロジェクトの進め方や考え方を聞きながら候補者を絞っていくのはとても重要なことです。
そこで、Sollective はフリーランスと「つながる」ことでサービスを活用いただく形をとっています。社外の人材の力を借りたいときにフリーランスとつながり、メッセージのやりとりや面談などをしながら必要な人材のイメージを明確にしていくことができます。
この機能は、以下のいずれかで「つながる」ことができます。
そしてフリーランスと「つながる」ことで、サービス上でフリーランスの本名が分かる(※)ようになり、フリーランスと直接メッセージのやりとりができるようになります。
※プライバシー保護の観点から、つながる前はユーザーネームが表示されます。
多くの人材サービスでは企業側からのみ連絡をとれる仕様であることが多いですが、Sollective ではフリーランスからもコンタクトできる仕組みとなっています。これにより企業は、積極的に仕事をしていきたいフリーランスと、より効率的につながることができるようになります。
フリーランスとのつながり数は1か月ごとに上限があり、ご利用中のプランによって上限数は異なります。この制限があることによって、本当に連絡をとりたいフリーランスにのみ「つながり」申請をすることになるので、フリーランス側も Sollective 上での連絡を流し見ることなく確認してくれます。
Sollective 上で一度つながると、その後もつながりは保持されるので、社内でよく必要になるスキル・人材であれば定期的にコンタクトを取り続けることもできます。
この「つながり」機能の仕組みは、社内だけでなく大きい枠で人材プールを作っておき、なにかあったときにすぐにリーチアウトできる人の繋がりを作っておくことを想定して設計しています。
ぜひ社内で今後ニーズのありそうなスキルを持つフリーランスを定期的にチェックしつつ、フリーランスとつながる機会を持ってみてください。
「プロジェクト」の投稿で人材募集する
実際にプロジェクトが動いているときは、Sollective 内で「プロジェクト」の投稿をして、必要な人材を募集することも可能です。
具体的に今動いているプロジェクトの概要や必要としているスキルや人物像を公開することで、フリーランスが直接プロジェクトへの応募をしてきてくれます。
また、フリーランス側から企業を発見して積極的に「つながり」申請をしてくれるきっかけにもなります。すでに向こうが興味を持ってくれているので、よりスピード感をもって仕事の依頼まで持っていくことが可能です。
また、プロジェクトに応募してくれたフリーランスで、残念ながら契約に至らなかった方とも、ぜひその後も定期的に連絡をとってみてください。こういったご縁をつなげることで、ピンチのときに助けてくれる優秀なメンバーが社外にもいる状態をつくることができます。
フェアでクリアな料金体系
Sollective でもうひとつ大きな特徴となっているのが、料金プランです。私たちはプラットフォームの利用料として3ヶ月間または年間の定額プランでサービスを提供しています。
これは、フェアでクリアな料金体系を目指していきたいという想いからきています。一般的な人材サービスでよくある成功報酬型では紹介料金が高かったり採用コストの見通しがつきません。また依頼額のマージンを頂戴するモデルでは、契約ごとに手数料を気にすることになってしまいます。
そのため、Sollective ではシンプルかつ分かりやすい料金形態を設けることによって企業は無駄なコストをかけずにスピード感をもって採用をすることができ、フリーランスは適正なフィーで働くことを目指しています。
今回は、Sollective を最大限活用してよりよいフリーランスとの出会いを見つける方法をご紹介しました。Sollective では今後も、みなさまのビジネスを実現していくための一助となるべく、さまざまな機能を開発していきます。機能やサービスについてのご意見やご要望も絶賛募集中ですのでぜひこちらからご連絡ください。
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Sollective は、「トップフリーランスの力でビジネスの可能性を広げる」をモットーに、やりがいと能力に見合った仕事を求める優秀なフリーランス・副業ワーカーと、多様化するビジネスの即戦力となるエキスパートを探している企業を直接つなぐプラットフォームです。もし、すこしでも興味を持っていただけたら、ぜひ登録いただけると嬉しいです。
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