欧米のオンライン会議の事例から学ぶ。ミーティングの価値を高める方法
新型コロナウイルスの影響でリモートワークやオンライン会議は一気に増えました。ワクチン接種によって日常が戻ってくると予測されていましたが、世界中で感染者が再び増えていることを考えると、まだまだこのワークスタイルは続きそうです。
前回の記事では、これからの企業は働く人自身がライフスタイルに合わせて働き方を選べるようにすること。そして企業風土の変化や透明性の高い仕組みが必要になってきそうだ、という話を紹介しました。
とはいえ、企業の風土や仕組みの見直しには時間がかかります。そこで、すぐに取り入れられるメソッドとして効果的なオンライン会議の方法を、欧米の事例をもとに紹介します。
オンラインミーティングが疲れる理由
私たちがおすすめしたいのは、オンラインミーティングの見直しです。2020年に「Zoom 疲れ」という言葉が流行ったように、オンラインミーティングは対面よりも疲労感が高まる傾向にあるようです。記事では、他人との繋がりがオンライン中心になることでの心理面への影響を、このように説明しています。
加えて、精神的なストレスも引き起こすと言います。
脳の負荷の大きさや、オンライン会議をすることにより働く人の不安感やストレスが増えてしまうのは、目に見えないからこそ大きな問題になりえます。リモートワークを推奨しながらミーティングの方法をそのままにしている企業は、改めてやりかたを見直したほうがよさそうです。
明日から変えられるミーティングの方法
では、欧米の最新状況を交えながら具体的な改善方法を紹介していきます。FAST COMPANY の「ハイブリッドワークプレイスでのダメな会議を解決するための3つの確かな戦略」では、リモートワークが定着した今、オフィスに来ることのストレスが大きくなっていて「今日は Zoom ミーティングで済んだのに」という話がこれから増えるだろうと予測しています。またマイクロソフトは「世界的に見て過去1年間の会議数は2倍になった」と言います。パンデミック期間中に多くのミーティングが Zoom などを使ったオンラインミーティングになったことで、効果的なミーティングのあり方を考える必要が出てきた。そのため、先述の FAST COMPANY の記事では以下の3点に気をつけることで、会議そのものの価値を高めることに意識を向けることが重要であると述べています。
これまでの対面での会議と同じ気分でオンライン会議を開催していると、それだけで参加者の疲労がたまり、メンバーの生産性は下がってしまいます。リモートワーク・ハイブリットワークの環境下では、会議を見直すだけで働きやすさは格段に変わると言えそうです。
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